派遣社員と正社員について

介護業界の派遣社員の雇用主は派遣会社です。その為派遣先は就職先では無く単なる職場になります。全て派遣会社が給料の支払いや各種の保険手続きを行います。ただ派遣先の企業が職場での業務の指示は行う事になっています。

派遣社員は派遣先毎の派遣期間が決まっていて有期雇用となります。これにより勤務地や勤務日等も自由な働き方が可能になります。また正社員の比べると業務責任が軽いのも特徴です。給料は日勤なら時給制で夜勤専従なら回数制です。平均の給料は日勤の場合は時給1200円で月給は20万円、年収にすると250万円となります。回数制の夜勤専従なら、平均で月給28万円、年収にすると310万円となります。最大のメリットは給料に働いた分だけ反映される事です。

正社員は就業規則で定められた定年か、または辞職となるまで会社は雇用し続ける義務があります。いわゆる無期雇用です。正社員の給料は労働時間に関係無く、月給か年棒制で決められた給料として支給されます。平均の月給は22万円程でボーナス込みの平均年収は330万円となります。正社員として働く最大のメリットは、ボーナスが支払われると言う事です。正社員の仕事内容は常に責任が重い立場ですが、業務の幅が多肢に渡るので仕事にやりがいが感じられます。また避けては通れない道として、将来的に責任者クラスを目指す事も可能です。そして幅広い業務を経験して、キャリアアップしていく事も可能です。その為給料がキャリアアップに応じて昇給したり、他にも福利厚生が手厚い事もメリットと言えます。

このように派遣社員と正社員で働き方が違う為、応募前にその違いを理解しておく事が大切です。