正社員と派遣の介護士それぞれのメリット

正社員の介護士と派遣の介護士ではそれぞれどのようなメリットがあるのでしょうか。

正社員の介護士のメリットとしては、安定して働けるという事が挙げられます。昇給や賞与など給与制度が整っている為、将来設計も立てやすく長期的に働く事が可能です。職場によって違いはありますが、退職金や各種手当、有給休暇など福利厚生も充実しています。介護士としてのキャリアアップにつながる事も正社員のメリットの1つです。介護上位資格の介護福祉士の取得には受験資格が必要で、受験資格を得る方法の1つに、介護に関する実務経験を3年以上積むというものがあります。正社員ならば無期雇用で確実に働ける為実務経験を積むには最適です。そして介護福祉士の資格を取得すれば、管理職などキャリアアップへの道も開けてきます。

続いて派遣の介護士として働くメリットは、労働日数や期間を自由に決められる事です。子育ての合間に働きたい方や、期間を決めて働きたい方、在宅ワークなど別の仕事もしている方など、その人に合った自由な働き方が出来ます。残業が少ないというのも派遣の介護士のメリットです。残業を派遣社員にお願いする場合、そのぶん派遣会社へ支払う金額が増え、派遣会社へのマージンも加わるので割高になります。その為、会社としては派遣社員に残業をさせづらい環境にあるのです。また、残業がある場合にもサービス残業とはならず、残業代はしっかり支払われます。また派遣では、期間が終了すれば契約を更新するかを決められ、自分が職場に合わないと思えば、契約を更新せずに違う職場を探す事が可能です。その為、さまざまな介護の職場を経験出来るうえに、人間関係にも縛られにくい事も派遣のメリットといえるでしょう。